とりあえずベルギー事情から見てみよう。
2007年12月1日、選挙で下院の第1党となったCD&Vの党首イヴ・ルテルムが組閣を断念し、国王アルベール2世が選挙で敗北した現首相ギー・ヴェルホフスタットに事態収拾を指示する事態になっている[3]。
連邦政府の長である首相は、議会の総選挙後に、通常は下院第1党党首が国王から指名されて就任する。そして、最大15名からなる内閣を組閣する(議院内閣制)。もしも、この後に下院の承認を得られない場合は、国王に対して辞表を提出することになる。
連邦政府は、いわゆる「大きな政府」、すなわち、福祉政策を重視する体制である(ベルギーに限らず、欧州の小規模国家は、比較的福祉重視・中道左派(社会民主主義)の勢力が強い)。現在は、中道左派政権を持つ他国同様、極右(正確には、市場重視・福祉軽視の政策、移民排斥)の台頭が著しく、これにどう対応するかが問題となることがある。
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